最近考えていること・ゲーム体験を考えよう。
最近、少し考えていることを書いてみます。
今作ってる、次のゲームのコンセプトにもなっていたりします。
「ゲーム作ってるけどいまいち儲からないよー。」
「収益を上げるためにはASOをやって…SNSを上手く使って…広告を…」
「色々やってるんだけど…」
「アプリのブームはもう去ったんだよ。」
「そんなのやだよー。」
今のストアには、きれいなグラフィック、面白くてボリューム満点なゲームがたくさんあるので、そこで勝負していくには厳しいです。
個人開発者ではなおさらです。
「ゲームの特徴が無いと埋もれてしまうんだよ。」
「まあ、そうなんだけど。」
「このゲームは何か違うって思わせると手にとってもらえるんだよ。」
「それはわかっているんだけど、なかなか難しいんだよ。」
そこで、ユーザーの手にとってもらえる ”何かが違う” ゲームを
作るにはどうすればいいのか、というお話。
「ユーザーが欲しがってるのは、ゲーム体験なんだよ。」
「ゲーム体験??」
「少々、風変わりなものを作っても、一般ユーザーの反応はこうじゃ」
「あーはいはい。ゲームね。」
「絵が綺麗になって、ボリューム満点でも…」
「あーはいはい。ゲームね。」
「ゲーム体験としては全部同じなんだな。」
アクション、RPG、パズル、格ゲーとか、ジャンルは色々あるけど、
これら全部、熱中するゲーム体験としてひっくるめて考えてみます。
アーケードゲーム、家庭用ゲームからの流れの、
重厚長大な、何十時間も遊べるようなゲームがこれです。
「近年、スマホアプリで新しく登場してきた体験があるぞ。」
いつでもゆるーくプレイできる体験
放置ゲームに代表されるやつ。
お笑い、ネタ、を楽しむ体験
リア充がどうした‥とか、ゲーム隠された…とか。ソーセージが…とか。
そういうやつ。
この2つはどちらもアプリが無料で手に入ることで、
ユーザーに届くようになったのかな。
3000円のパッケージソフトで、暇つぶしや、お笑いを買おうとは、
なかなかハードルが高いですからね。
くだらないゲームと評されることもあるけど、
ちゃんと成立しているゲーム体験だと思いますね。
「そういえば、VR、ポケモンGOは新しい体験だな。」
「でもそうなってくると、もはや新しい体験を作るのは個人では難しいね。」
「いや、そうではないぞ。」
「これまでに出てない例があるんじゃ。」
「それは…」
「それは?」
「脳を鍛える大人のDSトレーニングじゃ。」
「このゲームをプレイすると、自分の脳年齢を測ることができる。」
「また脳を鍛えることができるんじゃ。」
「もうひとつあるぞ、新宿ダンジョン、というアプリじゃ。」
「このゲームをプレイすると、新宿で迷う体験ができるんじゃ」
どちらもゲームに別の意味を付加させた成功例。
ここを上手く攻略すると、きっとユーザーに興味を持ってもらえるはず。
「うーん、わかったような。そうでないような。」
「というわけで、頑張るのじゃ」